【フードデリバリー】鳴らない時の対策方法

2022年9月18日

鳴かぬなら…他に仕事先があるならそっちに行った方が良いよ。

特別なスキルが無くても気軽にできるギグワーク。バイト・パート以上で、派遣社員と同等程度の収入を得られる。故にUberEats単体だけでも十数万人が働く一大職種となっている。このような労働条件は他に替えが効きづらく、例え最低時給以下に収入が落ち込んだとしても、この職業を選択する人は多い。

閑散期に食いつなぐ

ひとたび閑散期に突入すれば約3ヶ月に渡って受注が厳しい季節が到来する。ピークタイムこそアルバイトと遜色ない収益が発生するものの、フルタイム派遣と比べれれば実に寂しいものだ。しかしながら、それでもギグワークの優位性を手放せない人々が存在するのも事実である。

閑散期のオフピーク時間帯はまさに「食いつなぐ」という表現が適切なほどに収入が減少する。よってピークタイムを外すような稼働方法は前提から外れ、少しでも収入の足しにするという観点から話を進める。

わる足掻き

注文が来れば有無を言わず受ける事がまず大前提となるが、それ以外で出来る事も少ないながらありはする。

  • 時間帯別で拠点を変える
  • お馴染みマック地蔵
  • 時間帯によって店舗を決め打ちする

郊外では特に駅周辺に店舗が集中する場所が殆どだ。注文が少ない時期には駅単位で稼働拠点を選定する事が戦略の要となる。各駅は店舗の種類も似たり寄ったりだが、中には早朝から営業している通勤客用の店舗が多い駅や、ファーストフード店が集中したランチ向けの駅と、駅によって特色があったりもする。

例えばスタバやドトールといったチェーンカフェ、吉野家やすき家などの牛丼屋、そしてコンビニは早朝からUberEatsを稼働させている店舗が多い。よって朝は早朝型の駅に注力するなどすれば、配達員が少ない時間帯である事もあり3件/時程度に注文を受ける事もできる。ただし早朝ゆえに注文数はまばらであり、日によっては2時間待ったところで1件も受けられない日もある。昼のピークタイムまではこういったスポットで待機する事が多くなるだろう。

ただし自転車勢は別だ。早朝時間帯の動きは変わらないが9時を過ぎると専業勢が活発化する影響を受ける。中距離以上の案件はほぼバイク勢に取られる事となり、こうなると至近距離案件を狙う他なくなる。よってマック地蔵と成り果てる以外の選択肢はほぼ無い。

ピークタイムは以下記事の「受=注」を参照されたし。

昼のピーク以降は店舗を決め打ちして張り込むか、マック地蔵に徹するか、駅周辺で待機するかの3つに分かれる。

昼ピークを過ぎれば弁当やラーメン、定食といった注文が減る一方で、スタバやナントカティーなどのおやつ要素がある注文が増える。ただしこれら店舗は駅周辺にあっても散在している事が多く、決め込んで張っておいた方が結果的に多く注文を受けれる場合がある。

よって朝、昼、晩のみならず、おやつメニューまで提供できるマック地蔵に徹する理由は言うまでもない。または駅周辺でコボれた注文、そして駅近郊のコンビニ等の注文を拾える位置を探す事も選択肢の一つである。

このような努力をする事で、なんとか最低時給前後まで収益を伸ばす事ができる日もある。

どちらにせよ待ち時間が非常に長くなるので、待ち時間を有意義に過ごせるよう装備を整えるのもまた一興である。